周辺視野とビジョントレーニング
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宮﨑英治(臨床心理士・整体師)
アスリートが最高のパフォーマンスを発揮できるよう全力でサポート
整体(オイルコンディショニング・トリガーポイント療法)
心理カウンセリング
メンタルトレーニング
ビジョントレーニング
コオーディネーショントレーニング
こんにちは!宮﨑です!
アスリートのプロフェッショナルコーチとして
アスリート(スポーツ選手)に対して、心身両面から総合的なサポートをしています。
以前のブログで、「視野」についてお話をしたのですが、
記事はこちら。
↓ ↓ ↓
視野について(中心視と周辺視野) ビジョントレーニング
今日は、視野の中の「周辺視野」について見ていきましょう!
周辺視野
視野の中でも、すごーくハッキリ見えている「中心視(領域)」はわずかに1.5度四方。
それ以外は「周辺視野」と言う事になります。
赤の12番のプレーヤーを「中心視」でみています。
それ以外のぼやけて見えるところは「周辺視野」という感じです。
「中心視」のように、物の形などを認識できず、ぼんやりとしか見ることが出来ない「周辺視野」ですが、
すごい働きが備わってるんです!
周辺視野の働き
例えば、虫が目の前を飛んでいるとしましょう。
その時、飛んでいる虫を顔を動かしながら眼で追い続ける事って、スピードが速すぎてできないですよね。
仮に頑張って追い続けたとしても、すぐに疲れちゃうと思います。
そこで活躍するのが「周辺視野」!!
「周辺視野」は、動くものや光を認識してそれに反応するのが得意なんです。
虫のように小さい見えにくいものが飛んできた時に、いきなりそれに焦点を合わせて見続ける、という事はしていないんですね。
まずは、顔を動かさずに、眼全体(周辺視野)を使ってターゲットを探します。
そしてターゲットを発見したタイミングで、そこに焦点を合わせて(中心視)、最終的に手で払いのける。
なんていうという事をしているんです。
周辺視野とスポーツ
この「周辺視野」、スポーツではとても重要な能力となります。
あらゆるスポーツで「周辺視野」は使われます。
例えば、サッカーのゴールキーパー
ボールを保持している選手を見ながら、同時に他の選手の動きも視野の中にとらえていなければなりません。
テニスではどうでしょう。
ボールの動きを見ながら、同時に相手の動きを視野に入れていなければならないですよね。
ダブルスになったら、対戦相手の動きと味方の動きを同時に把握する必要があります。
バスケットボール
フィールドプレーヤーは敵味方で10名。ボールを見ながら全ての動きを視野に入れていなければなりません。
ノールックパスなんて、敵味方の動きを把握したうえで行うプレーですよね。
野球、ラグビー、アメリカンフットボール、アイスホッケー、卓球etc..
どんなスポーツでも、「周辺視野」の能力は重要になってきます。
周辺視野のトレーニングと効果
一点に焦点を当てながら、かつ視野の中にある情報をできるだけたくさん認識できるようにしていく
のがポイントになります。
広く全体を見渡せるようになる。という感じですかね。
周辺視野のトレーニング
「左右のボールを同時にキャッチ」
① 横に広げた左右それぞれ手にボールを持ちます。
② 同時に上に投げてキャッチします。
※ポイントは眼を真っすぐ前に向けてくださいね。
周辺視野のトレーニング効果
全体を見渡すことができるので、状況判断が早くなります。
プレーの幅(選択肢)が広がります。
kizukismileのビジョントレーニングでは、様々なバリエーションで周辺視野のトレーニングを行っています。
周辺視野のトレーニング、ぜひ試してみてくださいね!!