視野について(中心視と周辺視野) ビジョントレーニング
この記事を書いている人 - WRITER -
宮﨑英治(臨床心理士・整体師)
アスリートが最高のパフォーマンスを発揮できるよう全力でサポート
整体(オイルコンディショニング・トリガーポイント療法)
心理カウンセリング
メンタルトレーニング
ビジョントレーニング
コオーディネーショントレーニング
こんにちは!宮﨑です!
アスリートのプロフェッショナルコーチとして
アスリート(スポーツ選手)に対して、心身両面から総合的なサポートをしています。
視野とは
「〇〇選手は視野が広いですね!!」
なんて、たまにスポーツの試合の解説で聞いたことはありませんか?
視野とは、簡単に言うと「眼を動かさないで見える範囲」の事を言います。
「眼を動かさずに知覚できる周辺視の範囲。正確に測るには視野計を用い、視線と視野周辺のなす角度で視野の大きさを表す。」
(広辞苑 第5版より引用)
視野の範囲
眼を動かさずに見る一点の事を「固定点」といって、人はその固定点から片目で
上方向に約60度
下方向に約70度
耳の方向に約100度
鼻の方向に約60度
の角度で見えると言われているんです。
自分で書いてみました💦 手作り感満載ですみませーん!
上下の視野です。
左右の視野。
鏡を見ているイメージで見てくださいね。
画面左側が耳の方(100度の方ですね)
画面右側が鼻の方(60度の方です)
結構広範囲に見えている感じがしますよね。
中心視と周辺視野
この視野の角度
実は、全部の角度で鮮明に見えてるわけじゃなくて、
すごく見えている範囲と、ぼやっとしか見えていない範囲があるんです。
これは上から見た図です。
人の両目での視野は、左右で約200度、上下で約130度あるのですが、遠くにいる人の顔を識別したりすることができるのは、わずか1.5度四方しかないんです!!
このわずかに良く見える所の事を、「中心視」と呼んでいます。
ちなみに色を識別できる範囲は、ピンクの部分の左右約70度の所です。
それより広くなってくると、色まで識別できなくなってくるんです。
左右約200度、上下約70度の視野の内、良く見えているのは約1.5しかないなんて、ビックリですよね。
そして、この視野の中でも感度の高い「中心視」で見る能力の事を「視力」と呼んでいます。
視力検査って、実はこの部分だけを測っているんですね!
中心視野で見えている範囲以外では、実はそれほど鮮明には見えていなくて、ぼんやり見えているという感じですね。
見え方は、この下の写真のようなイメージです(アバウトですが)
背番号12番の選手を中心視で見ていて、それ以外(審判とか相手チームの選手とか)はぼんやり周辺視野でみている感じ。
このぼんやりしか見えていない範囲の事を「周辺視野」と呼んでいます。
スポーツのパフォーマンスでも、日常生活でも、実はこの周辺視野の使い方が重要になってきます。
中心視野と周辺視野の両方をバランスよく使い、様々な状況に対応していく事が大切なんですね。
ビジョントレーニングでは、この「周辺視野」を鍛えるトレーニングも行っています。
「周辺視野」のお話は、また今度ブログでお話ししますね。
それではまた!!
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宮﨑英治(臨床心理士・整体師)
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